JR大阪駅構内に「旅立ちの鐘」があります。
この鐘は、1874年の初代大阪駅開業の際に、発車の合図の鐘として使われていたといわれています。戦時中に倉庫に移され、戦後は駅長室に保管されていたとのことです。
4代目駅舎が1979年に完成したことを記念し、翌1980年に駅東口コンコース内に鐘が展示されることになったとのことです。
5代目駅舎(現行駅舎)の整備工事が始まったことに伴って2004年に一時撤去されました。5代目駅舎では「旅立ちの広場」を整備したことで、「旅立ちの鐘」は2019年、再び駅構内に設置されることになりました。
場所は、中央コンコース南側になります。「旅立ちの鐘」、および周辺の「旅立ちの広場」は、待ち合わせスポットや休憩所などにもなっています。